運営方針
令和5年度 一般社団法人須坂市スポーツ協会 運営方針
本協会は須坂市における競技スポーツの振興、競技力向上に向けた選手育成と指導者養成を推進するとともに、急速に進む少子高齢化と人口減少に伴い大きく変化する社会構造を踏まえ、多様化する市民の要望を的確に把握しながら、より多くの方々にスポーツへの参画を促し、それぞれのライフステージに応じた生涯スポーツ・文化活動を支援し、誰もがいつまでもスポーツを楽しみ、健康で豊かな人生を送ることができる環境づくりに努める。
また、市民スポーツ・文化の拠点として創造の家を適切に管理し、関係機関・各種団体との「共創」により、当市における市民スポーツの統一組織として、なお続くコロナ禍への対応を含め、加盟団体を支援するとともに組織強化を図って行く。
1.競技力の向上に向けた選手の育成
世界の舞台で活躍する選手を育む須坂を目指し、競技力の向上・競技スポーツの一層の充実のため加盟団体、中学校部
活動運営連絡協議会等、関係機関・団体と連携を図り、研修会の充実、一流選手や指導者による講演会等を開催し、一体
となった育成強化に努める。
また、トップアスリートとしてオリンピック等で活躍する須坂市出身の選手を、市民とともに応援・支援すると同時に
、2028年国体須坂市招致競技の紹介と普及に向けての事業に取り組む。
2.スポーツ振興事業の促進及び指導者の養成と確保
長野県スポーツ協会や関係機関・団体の協力を得ながら、市民の意向を把握しスポーツ教室、スポーツ大会に向けた
合宿練習等により技術の向上、意欲高揚を図る。
また、有資格者の実態把握を行い、求められる指導者を積極的に養成・確保し資質の向上に努める。
3.ジュニアの育成強化と学校・家庭との連携の推進
全国大会等に出場する個人・団体を激励する。また、競技力向上に向けた講習会やスポーツクラブ活動・学校部活動等
へ指導者を派遣するとともに、社会的課題である「部活動の地域移行」に協力する。
就学前児童から小学校低学年の子どもたちが、親子で参加できる身体づくり教室や、小中学生が希望する競技を体験で
きるプログラムを企画・実施することで、健全な心身の発達のため、スポーツに親しむことの重要性を啓発し、スポーツ
の楽しさを実体験する中で、スポーツの習慣化を促す。
4.「フェアプレイで須坂を元気に」事業による、各種団体との連携と生涯スポーツの推進
地域の各種団体や企業との共創により、市民が週一回はスポーツに関わり、「フェアプレイで須坂を元気に」を合言葉
に「あくしゅ・あいさつ・ありがとう」という具体的な行動を通じて、スポーツの力で地域に笑顔と活力を創り出す。
また、「健康長寿発信都市『須坂JAPAN』創生プロジェクト」の趣旨に賛同し、市民の健康づくりと体力向上に貢献する
ため、各種事業を通じ生涯スポーツの推進を図る。
5.スポーツ大会の開催、主催、共催の推進
須坂市及び須坂市教育委員会と共催で、各種スポーツ大会を開催するとともに、市並びにスポーツ協会加盟団体が主催する大会に協力し、市民のニーズに合ったスポーツ振興と、スポーツ人口の拡大に努める。
6.加盟団体の支援と社団法人としての組織強化
これまで築いてきた歴史と伝統を礎に、本協会が社団法人として社会的評価をさらに高めるため、スポーツ庁が令和元
年策定した「スポーツ団体ガバナンスコード」を遵守し、創造の家の第2期指定管理業務の他、スポーツ振興くじ助成金
等外部資金の導入に努めながら、市民が主役となるスポーツ振興に心がけ、各種教室・イベント等を開催し、信頼され期
待されるスポーツ団体として加盟団体を支援するとともに、積極的な取り組みで会員並びに賛助会員の拡大を図り、組織
強化と自己資金の充実に努める。